増え続ける空き家~2つの空き家問題~

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増え続ける空き家~2つの空き家問題~

今後、増え続けると予想されている、空き家問題には大きく2つの原因があります。
1つ目は、高齢化社会が進む日本全体の問題で、団塊世代の相続が進み、空き家が急速に増加すること
2つ目は、空き家所有者自身が空き家の管理や活用について問題を抱えていることです。

高齢化社会問題

「空き家」は、以下の4種類に分類されます。

・売却用・・・販売中の空き家。不動産会社が管理
・賃貸用・・・入居者募集中の空き家。不動産会社が管理
・二次利用・・・普段使っていない別荘など。所有者が管理
・その他・・・上記の3種類以外。所有者が管理

空き家は4つの種類に分類され、中でも問題になっているのが売りにも、貸しにも出しておらず、定期的な利用がない状態の「その他」に分類される空き家(2013年時点で318万戸)です。

空き家が増えるとどうなるのか?

空き家が増えると…

・景観が悪くなる
・犯罪に利用される
・ゴミの不法投棄場所になる
・火災につながる
・泥棒が入る
・何者かが入り込み、最悪住んでしまう
・治安が悪くなる
・ものが盗まれる
などのリスクが生じやすくなります。

空き家を巡る問題のほとんどは、所有者が悪で近隣住民は被害者という単純なものではありません。所有者自身も、空き家の管理や活用について問題を抱えていることが多いのです。そして、所有者が抱える問題の多くは、法律や税制、もしくは物理的な問題であることが多いため、簡単に解決することができないのです。

対策~空き家である間は適正管理が必要です

自宅や実家が空き家になってしまう理由は十人十色。誰も利用していない住宅は一気に傷んでしまいます。老朽化が進むと屋根や外壁などの建材が剥がれ落ちたり、建物が傾いて倒壊する危険性が高まったりとさまざまな問題を引き起こしてしまいます。

また、庭の管理が不十分な場合、生い茂った庭木や雑草が景観を乱すだけでなく、蚊やスズメバチや害獣を発生させてしまうこともあります。そうならないためにも、所有者は所有する空き家を適正に管理する必要があります。

空き家の管理が行き届いておらず、周辺環境に悪影響を及ぼしてしまっている場合、平成27年5月に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、行政からの指導や処分が行われるようになりました。自身での管理が難しい場合は代行業者に依頼されるのがおすすめです。

当社では空き家の片付けのお引き受けが可能です

実際の空き家

空き家となっているご実家など、まずは不用品を搬出するところからかと思います。物量が多いとお身内で片付けるのは困難を極めます。
お片付け後、誰かに貸す・解体する・更地にするにしてもまずは片付けないことには始まりません。
空き家となったお家がどんな状態でもお片付けが可能です。貴重品と思われるものはきちんと仕分け、中の不用品は搬出し、次のステップへと進めるよう万全にサポートします。

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